赤いパッケージと何とも言えないイラストのキャラクターが目を引くこちらのレトルトカレーですが、何度か目にしたことはあったものの、これまで購入するには至っていませんでした。
理由は非常に簡単で「あまり美味しくなさそう」なんですよね。
レトルトカレーに限らず食品系の商品全般に言えることなのですが「パッケージで食品の外観が確認できない仕様の商品」ってなんとなく怖くないですか?
そういう理由もあって買ってなかったのですが、在庫入れ替えセールということで安売りしていたので購入してきました。
というわけで今回は『脳裏に焼きつく!うま辛カレェ~』の感想・レビューを書いていきたいと思います。
商品概要
商品説明
りんご・はちみつ・玉ねぎ・マンゴチャツネの甘味と、刺激的な辛さが絶妙なバランスのカレーです。はじめの甘味と、刺激的な辛さがあなたの脳裏に焼きつきます。”うらごし”をした、滑らかルーが自慢です。中辛のうま辛カレーで刺激が足りない方はこちらがお勧めです。ただ辛いだけでないコクを是非お試しください。
栄養成分表
- エネルギー:289kcal
- たんぱく質:8.3g
- 脂質 :17.1g
- 炭水化物 :25.4g
- ナトリウム:960mg
内容量は160gと少なめ
パウチだけの画像だと伝わらないと思いますが、メチャクチャ小さくて薄いです。
そして、箱パッケージの表面、裏面にそれぞれ内容量160gと大々的に書かれています。
通常のレトルトカレーは180~200gであることが多いので、この160gという数字は非常に少ない数字です。
食べる際は、いつも通りのご飯量よりも少しだけ少なくするのが望ましいでしょう。
内容量が少ないくせに金額的には結構するので、よほどいい材料を使用しているのか自身があるのかはわかりませんが、少なくとも「内容量が少ないことは隠しておこう」みたいな感じが一切感じられなかったのは気持ち良かったです。
実食
見た目はこんな感じ
見た目はこんな感じです。ごはん量は3/4合くらいですが、思ってた以上に少なく感じましたね。
カレーソースの粘着性は低く、液体というほどではありませんが、若干シャバシャバ寄りでした。
香り的にはそれなりに食欲をそそるカレーで、パッケージに書いてあったフルーティーな気配はそこまで感じませんでしたが、辛いカレーの香りともまた違う不思議な感じです。
少なくとも家庭のカレーのような殺人級のイイ香りというわけではありません。
甘っ!→辛っ!
一口目「何が起こったの?」ってくらい甘くて驚きました。幼少の頃に食べたバーモントカレーの甘口みたいな甘さじゃなくて、本当の甘みです。
フルーツの糖分のような甘ったるさをメチャクチャ感じて、辛いカレーが好きな私にとっては正直言って不快な感じ。
それから数秒後、結構ヒリつくくらいの辛さが押し寄せてきました。通常のレトルトカレーの辛口よりも断然辛くて、辛いのが苦手な人なら恐らく食べられないくらいのレベルです。
これまで食べてきたレトルトカレーの中でも相当辛い方だと思います。
「甘っ!」から「辛っ!」となるので、かなり不思議な味でしたね。
たぶんリンゴ&ハチミツの甘さだと思うんですけど、食べ終わった後も甘かったんだか辛かったんだかよくわかりませんでした。
小ぶりなお肉
具材は小ぶりな角切りのお肉が数切れで、たまねぎなども使われているようですが固形ではありませんでした。
お肉は柔らかくて食べやすかったです。複数入っているものの、見た目的にも食感的にも少し寂しいような気はします。
本来であればちょい足しなんかも考えていきたいんですけど、なんせ内容量が160gなので、あれこれ足さずにこのまま食べるのが1番良さそうですかね。
最後に
確かに色んな意味で脳裏に焼き付くレトルトカレーであったことは間違いありませんが、2017/03/19現在、Amazon・楽天ともに400円を超える価格設定は、正直高すぎるかなぁと思います。
個人的には辛いカレーが好きなので、これくらいの辛さがあるカレーなら大満足なんですけど、最初の甘さが何となく変な感じです。
あくまで私個人の感想になりますが、私は好きになれませんでした。
「少しフルーティーでいて、しっかりと辛さも備えている不思議なカレー」に興味があれば、食べてみるのもいいと思いますよ。
私の場合は恐らくリピはしませんが、興味のある人は食べてみてください。