何カレーが好きかと聞かれたら、とりあえず「お肉が入っていれば何でもOK!」と答えています。
それはビーフだろうがポークだろうがチキンだろうが、何でも構いません。美味しいことに変わりはないと思っています。
自分で手作りする場合は、ざっくり大きく切ることでボリューム感を楽しむということもできるのですが、レトルトカレーに関しては具材が気持ち程度ということも多いのではないでしょうか。
そんな中、遂に見つけましたよ!商品名に「ごろり」と謳っているだけあって、さすがに小さいお肉だと非難集中しそうなのにも関わらず、かなり高い人気を誇っている商品が無印良品にありました!
というわけで今回は、無印良品のレトルトカレーシリーズの中から、いい意味で期待を裏切ってくれた『ごろり牛肉のスパイシーカレー』をご紹介したいと思います。
商品概要
商品説明
Cafe&MealMUJIの素材にこだわったカレーです。隠し味に味噌やコーヒー、ココナッツミルクを使用し、甘さの中にもしっかりとした塩味、あとからくる辛さが特長です。
パッケージ画像のお肉すごくないですか?これが本当なら、完全に「ごろり牛肉」の謳い文句に偽り無しとなるんですけど、果たして真相はどうなんでしょうか。
そして、お肉の大きさと同じくらい「他の具材が一切ない」という部分も気になります。
成分表
- エネルギー:371kcal
- たんぱく質:20.8g
- 脂質 :23.2g
- 炭水化物 :19.8g
- ナトリウム:1.2g
- 食塩相当量:3.0g
本品に含まれるアレルギー物質
- 乳
- 小麦
- 牛肉
- 大豆
- 豚肉
実食
辛さレベル4
一口食べてみるとココナッツミルクの風味が口の中に広がり、一瞬「非常にマイルドで濃厚な味わい」を感じますが、その直後に辛さがきます。
その辛さも心地よく、ちょうどいい辛さのように思えました。
通常のレトルトカレーの中辛と辛口の中間点くらいの辛さなので、辛いのが好きだと言う人には若干の物足りなさがあるかもしれません。
また、辛いのが苦手だと言う人にとっては辛く感じる可能性も。マイルドな口当たりを追いかけて辛さがやってくるので、とても斬新な味わいでした。
味噌やコーヒー!?
後々、商品の説明文を読んで気付いたのですが、隠し味に味噌やコーヒーを使っているそうです。
ココナッツミルクは風味を確かに感じるのでわかりましたが、味噌とコーヒーについては全くわかりませんでした。
もしかすると味的な要素ではなく、香り付けとしての効果を発揮しているのかもしれません。
少なくとも邪魔はしていませんので、プラスに働いていることは間違いなさそうです。
ごろり牛肉の存在感
かなり大きい牛肉が入ってます。人参やじゃがいもなどが入っていないのもあって、この大きな牛肉のインパクトは非常に大きいです。
この牛肉は非常に柔らかく、小さなお子さんでも簡単に噛むことができるでしょう。
いわゆる『スジ肉』のような噛み応えを勝手に想像していたので、拍子抜けした反面、これはこれでアリだというような印象を受けました。
ただ、やはり他の具材が一切なかったのは少し寂しかったですね。食感的にはもちろんそうなんですけど、視覚的にもメチャクチャ寂しいです。
なんで具だくさんのカレーが美味しそうに見えるのかが、改めてわかったような気がします。
せめて人参とか玉ねぎとか「なにかしらの固形物」があれば全然変わってくるのになぁと言うのが正直な感想です。
500円という価格
見逃せないのは500円という価格設定です。おそらく『ごろり牛肉』自体がいいお肉なのか、そこにコストがかかっているように思えます。
これにご飯を付けることを考えたら、レトルトカレーとしては破格です。そのへんのカレーショップに行くのとなんら変わらないくらいの出費と言っても過言ではありません。
確かに美味しいことは間違いありませんが500円もするということを考えた場合、リピするのは少し考えてしまいます。
もし同じ無印良品のレトルトカレーを選ぶのであれば、私の場合ですと『プーパッポンカレー』を選択してしまいますね。
『ごろり牛肉のスパイシーカレー』ほど辛くはありませんが、視覚的にも楽しめる商品です。
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最後に
『ごろり牛肉のスパイシーカレー』に限らず、無印良品のカレーシリーズは非常に本格的なものが多いと思います。
それこそココナッツミルクを使用しているカレーなんかは、非常に手の込んだ料理を作る家庭でもない限り、滅多に口にすることはないのではないでしょうか。
今回食べた『ごろり牛肉のスパイシーカレー』はボリュームたっぷりの牛肉はもちろん、ココナッツミルクのマイルドさとカレーソースのスパイシーさが上手く融合した、とても美味しいカレーでした。
ちょっと高いですけど気になっているという方は、ぜひとも試してみてください。