ハウスのレトルトカレーには色んな種類があるのですが、最近は「選ばれし人気店 食べログ百名店」というシリーズが人気を博しているような気がします。
こういうのは大抵、東京などの栄えている地域にある有名店や人気店とのタイアップによって商品化されていることが多いので、私のような田舎に住んでいる人間にとっては、非常にありがたい企画商品なんですよね。
今回食べたのは「魯珈 芳醇チキンカレー」です。
実際に食べてみた感想・レビューを書いていきます。本製品の興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
SPICY CURRY 魯珈
東京都大久保駅周辺に構えているお店のようで、食べログを覗いてみると星4.11という高評価を得ている店舗さんでした。
個人的には「魯珈?ろか?」という感じで二度見してしまったほど、お店の名前にインパクトを感じましたが、正直言ってお店の名前だけでは本製品を手に取ることはなかったと思います。
こちらが商品パッケージです。…めっちゃ美味しそうじゃないですか?
個人的にはカレーソースにトマトを使用しているようなオシャレなカレーは口に合わないことが多いのですが…。
パッケージに掲載されている黄色いお米(カレーピラフかな?)のインパクトが凄くて、値段とか見ないでカゴに放り込んでしまいました。
魯珈 芳醇チキンカレーの感想・レビュー
香りがまずオシャレ
本製品はレンジ調理が可能です。
600Wで1分20秒という設定でしたが、これだとちょっと短いかも。私は20秒ほど追加しました。
やはり白米よりも黄色いピラフ的なもので堪能したかったのですが、今回はとりあえずノーマルで。
商品名にある「芳醇」を表している香りは、よく言えばオシャレな香りで、悪く言えば「そこまで食欲はそそられない香り」という感じです。
香りだけでも普通のレトルトカレーとは違う雰囲気が漂っているんですけど、空腹時に目の前に出されても、そこまで暴力的な香りという感じではないですね。
…これが芳醇というやつか。
チキンがゴロゴロ、小ぶりな具材がたくさん
1つ1つのサイズは小ぶりですが、そこそこの具材が入っています。
チキンカレーというだけあってお肉はチキンで、結構柔らかめの鶏肉が使われていました。ぼそぼそしなくて、非常に食べやすい食感です。
爪楊枝を刺しただけでも繊維が見えるくらいに脆いので、鶏肉のパサパサ感が好きじゃないという人でも楽しめると思います。
一方こちらは、ニンジンではなくトマトです。
カレーソースにもトマトが使われているんでしょうけど、具材としても固形のトマトが確認できるレトルトカレーは、もしかしたら初めて食べたかもしれません。
そして、正直な感想としても「意外と悪くない」という印象です。
ハヤシライスなんかでも完熟トマトを取り扱っている商品があるので、まぁ相性が悪いってことはないと思ってましたが、トマトの水分と喧嘩しているわけでもなく、酸っぱさと辛さが衝突しているわけでもなく、絶妙なバランスだったと思います。
重みのあるスパイシーさ(中辛)
食べている際中は、全然辛くなかったです。甘いということはないですが、トマトの味と豊富なスパイスが感じられる、非常にオシャレなカレーでした。
ただ、後味が結構重いです(もちろん悪い意味ではなく)。
最初は全然辛くないと思って食べていたんですけど、後味が非常にスパイシーで、単純な辛さとはまた違う刺激があったように思います。
中辛表記ですが、普通のレトルトカレーの中辛として考えると、辛いのが得意じゃない人は痛い目に遭うかも。
トータル評価
商品パッケージを見た時はメチャクチャ美味しそうだと思いましたが、個人的には「そうでもなかった」という感じです。
お店のやつは美味しそうに見えますし、実際に口コミの評価も高いので、実際の魯珈のカレーが好きな人ほどガッカリしてしまう系のアレじゃないかと思います。
確か金額的にも安くはなかったので、1回食べたらいいかなぁと。
オシャレなカレー、スパイスの効いているカレーが好きな人なら美味しくたべられるかもしれません。