パッケージの高級感もさることながら、実際の販売価格も相当リッチな設定になっている「新宿中村屋 極める牛肉カリー」ですが、ようやく食べることができました。
何度か目にしたことはあったんですけど、販売価格が500円前後だということもあってなかなか手を出せずにいたのですが、この度思い切って食べることに(ちなみに近所のスーパーで500円弱だったような気がします)。
結果から言うとメチャクチャ美味しいです。500円もするわけですから美味しくなきゃ大変な事になりそうですけど、その辺の心配はいらないクオリティと言っていいでしょう。
というわけで今回は「新宿中村屋 極める牛肉カリー」の感想・レビューを書いていきたいと思います。
商品概要
【商品説明】
- コクと甘みを最大限に引き出すため、丹念に炒めた玉ねぎを惜しみなく使用
- 本来の旨みを閉じ込めるため、牛肉をグリルして使用
- より香り高く仕上げるため、「高温焙煎・石壷搗きカリー粉」を使用
日本のカリー文化発祥の店として、カリー作りを「極める」という信念のもと昭和2年より育んできた技と、秘伝の香り高いスパイスで磨き上げた一品です。
【栄養成分表】
- エネルギー:343kcal
- たんぱく質:15.0g
- 脂質 :20.2g
- 炭水化物 :25.3g
- ナトリウム:980mg
パッケージがすごい
「無駄に」って言ったら語弊がありますけど、箱が既に高級感を漂わせています。
黒ベースにゴールドの太文字は相当なインパクトで、パッケージを見た瞬間に「あ、これは普通のレトルトカレーとは違う!」と思わせる雰囲気を持っていると言っても過言ではないでしょう。
価格設定がすごい
内容量は230gなので、一般的なレトルトカレーよりは大容量です。
しかしながら、驚くべきはその価格設定で、2017/04/10現在、Amazonでは1食あたり512円で販売されています。
私が購入したのは自宅付近のドン・キホーテでしたが、そこでも450円以上だったと記憶しているので、決して安くはありませんし、なんなら外食するのとほとんど変わらないお値段になってしまいますよね。
この価格設定は、相当な自信がないとできないと思います。
具だくさんな感じがすごい
見た目はこんな感じです。
箱パッケージ自体に相当な厚みがあるので、相当大きな具材が使われていることが容易に予想できるのですが、とにかく大きな牛肉がいくつか使用されています。
牛肉は安っぽさやレトルト感をあまり感じない自然な柔らかさを持った牛肉で、普通に美味しいです。
大きさ的にも、ここまで大きな牛肉を使用しているレトルトカレーを見たのは初めてかもしれません(チキンや豚の角煮なら結構見ますけど)。
じゃがいもも食べごたえのある大きさで、いわゆるレトルトの雰囲気はほとんど感じません。
レトルトのじゃがいもってどうしても真四角だったり、変に崩れてたりすることも珍しくないんですけど、これはしっかりとした食感も残しながらカレーの味も染み込んでいて美味しかったです。
味わい深さがすごい
辛さは5段階中の4ということで、通常レトルトカレーの辛口くらいです。
そこまで辛すぎず、かといってパンチに欠けるというほどでもないため、よほど辛いのが苦手だと言う人以外であれば、万人が受け入れやすい辛さと言っていいでしょう。
正直な感想としては、レトルトという枠を大きく超えた本格派のカレーという位置付けでいいと思います。
レトルトカレー特有の味が苦手だという人でも普通に食べられるのではないでしょうか。
「またいつかリピしたい!」と思える味わいでしたので、そのうちまた購入しようと思っています。
ただ、上の方にも書いたように価格が決して安くないので、ちょっと躊躇してしまうかなぁという感じでもありますね。
確かに美味しいんですけど、実際にご飯の分のお金を入れたら600~700円になりますから、頻繁に食べるというのは難しいでしょう。
個人的には「あまりレトルトカレーが好きじゃないけど、たまにカレーが食べたくなる。かと言って鍋で作っちゃうと多すぎて消費できない」という一人暮らしの人がたまに食べるカレーにオススメしたいです。
あとは贈り物としても喜んでもらえるかもしれません。
最後に
中村屋からはレトルトカレーも豊富に販売されていますが、同じ中村屋シリーズのレトルトカレーの中では群を抜いて美味しいと思います。
というか、味だけを考えたらこれまで食べてきたレトルトカレーの中でも相当美味しい商品です。
安売り対象になるという可能性も非常に低い商品ですので、購入時は必然的にほぼフルプライスになるかと思います。
私自身はしばらくしてからリピすることになるかと思いますが、興味のある人はぜひ手に取ってみてください。