『男の絶品 旨辛カレー』と『男の極旨 黒カレー』という2つのレトルトカレーをご存知でしょうか?赤と黒の相反するパッケージ、そして金色の文字が目立ちます。
個人的には「俺の〇〇」や「男の〇〇」という名前の商品は「とても食べ応えがあって、とにかくボリューミー」という印象が強く、非常に好きなんです。
特に「俺の〇〇」という名前で売られているスイーツなんかは、ボリュームもさることながら、味のクオリティーも高くて有名ですよね。
正直「マカ入り」という表記が気になっていて、なかなか手を出せずにいました。なんとなくクセがありそうと言うか、単なる食わず嫌いではあるんですけど、今回たまたま近所のスーパーで安売りしてたということもあり、今回はこの2種類を食べ比べてみたいと思います。
というわけで今回は、男のためのレトルトカレー『男の絶品 旨辛カレー』と『男の極旨 黒カレー』のご紹介です。
男の絶品 旨辛カレー
商品概要
商品説明
たっぷりの炒め玉ねぎをベースに、3種の辛味ブレンドとローストガーリックをきかせ、ビーフの旨みをとじこめた絶品の辛さに仕上げました。南米の活力素材『マカ』入りの、クセになるおいしさのカレーです。(商品パッケージより)
栄養成分表
- エネルギー:169kcal
- たんぱく質:5.6g
- 脂質 :7.0g
- 炭水化物 :20.7g
- ナトリウム:1.1g
- 食塩相当量:2.9g
感想・レビュー
とにかく辛い!
あくまで常識の範疇ですが、とにかく辛いです。
水なしでも食べられますけど、普通に水が欲しいレベルの辛さですね。ココイチで言うところの「2辛程度」に相当すると思います。
罰ゲーム的な辛さではなく、そして10倍とか20倍というケタ外れな辛さでもないので「レトルトの辛口なんて、全然辛くねーじゃん!」と思っている人に食べてほしいです。
これも「全然、辛くない」って言う人がいたら、その人はもう味覚障害かなんかです。黙ってジョロキアでも食べててください。
気になる後味
あくまで個人的な意見なのですが、悪い意味で後味が気になりました。
それがローストガーリックによるものなのか、それともマカによるものなのかはわかりませんが、良くも悪くもクセがあります。
とは言いながらも人によっては、この後味こそが上品な辛さになっている部分なんだと思うんですよね。
そして、この後味こそが本製品のウリだと思うんですけど、私の好きな味ではありませんでした。
総評
良くも悪くもクセの強い商品だと思います。特に辛いのが苦手な人は、絶対に手に取ってはいけない商品です。
逆に言うと、レトルトカレーにおいて辛い商品ってあまり無いので、辛党の人って困ってる人も多いと思うんですよ。
かと言って「辛さ10倍カレー」とか、怖くて手が出せないじゃないですか?そういう人にこそ食べてほしいカレーだと思います。
実は本製品を食べるのは2回目だったのですが、後味が苦手だったと言いながらも計2回食べてますし、おそらく3回目もあるんじゃないかと。
そういう意味では「クセになる味」なのかもしれません。
男の極旨 黒カレー
商品概要
商品説明
たっぷりの玉ねぎをベースに、隠し味の焦がしにんにく油(香味油)と黒ごまペーストをきかせた、黒いコク旨ソースで、やわらかチキンを煮込みました。南米の活力素材『マカ』入りの、クセになるおいしさのカレーです。(商品パッケージより)
栄養成分表
- エネルギー:166kcal
- たんぱく質:9.9g
- 脂質 :7.0g
- 炭水化物 :15.8g
- ナトリウム:1.2g
- 食塩相当量:3.0g
感想・レビュー
黒っ!!!
あまりに黒すぎて、全然美味しそうに見えませんでした。この見た目は、かなりやばいです。ご飯とカレーソースを混ぜても、全然そそられない見た目なんですよ。
基本的にブラックカレーって見た目だけだと美味しそうに見えないので、味で判断してくれってことなんでしょうかね。
通常のレトルトの辛口くらい
黒いカレーって辛そうに見えるだけで、実はそんなに辛くない商品が多いのが不思議です。黒ごまによって黒くなってるってだけの話なんでしょうか。
いずれにせよ、本製品も『中辛』と表記されているように、赤のパッケージに比べたら全然辛くありません。通常のレトルトカレーの辛口程度だと思います。
そして、赤のパッケージを食べたときに気になった後味の苦手感は、こちらの商品だとほとんど感じませんでした。
随分と食べやすく感じましたけど、逆に言ったら「クセがなくなった→無難な味→クセにならない味」のような気もしなくもありません。
鶏肉が柔らかくて美味
意外と鶏肉が入っていたことに驚きました。
それも食べ応えあるサイズでゴロっと入ってたので、そこは素直に嬉しかったです。肝心の鶏肉の味も、美味しかったですよ。
総評
美味しいか不味いかで言ったら、迷わず「美味しい」と答えますが、クセになるような味ではありませんでしたし、おそらくリピしないと思いますね。
ほど良いスパイス感こそあるものの、私のような辛党にとっては物足りなく感じました。
同じくあまり辛くないカレーはいくらでもありますが、そういうカレーは具が豊富だったり、価格的に安いなどの魅力があるように思えます。
本製品における魅力だけで考えると、断然赤い方に軍配が上がると言っていいでしょう。
良くも悪くも「赤い方の辛さとクセを取り除いて、見た目を黒くしたカレー」だと思いました。
最後に
最初に赤を食べて、その後で黒を食べたのですが、明らかに赤の方が覚えてますし、感想を書くうえでもスラスラ言葉が出てきました。
そういう意味でも、赤い方は再度確認の意味も含めて、近々リピしたいと思います。
一方で黒い方については、たぶん辛いのが苦手な人にとっては美味しく食べられるんだと思うんですよ。
焦がしにんにく油を使っているレトルトカレーなんて初めてでしたし、なにより鶏肉は美味でしたから。
辛党人間が辛口と中辛の商品を食べ比べている時点で、かなり不公平なジャッジになってしまっているので、そのへんについてはご了承ください。