究極のマズさ!大阪スパイスキーマカレーの味にブチ切れた話をする

S&Bから出ている噂の名店シリーズと言えば、もうレトルトカレーを食べる人なら誰しもが知っていると言っても過言ではないくらいの有名商品で、再現性はもちろん味のクオリティが物凄く高いことで知られているレトルトカレーです。

 

私は噂の名店シリーズという名前を聞いただけで、個人的にはあまり好きではないスープカレーだろうが、バターチキンカレーだろうが、キーマカレーだろうが…もう関係なしに購入しています。

というのも、ハズレがないと思っているからです。それくらいS&Bさんには絶対的な信頼を置いています。

 

今回は、そんな私が2口食べてギブアップしたレトルトカレー「大阪スパイスキーマカレー」の話です。

※本製品が好きだという人が気分を害するような内容となっています。本製品が好きだという人は「こんな味音痴もいるのか」くらいに思って、そっとブラウザバックしてください。

はじめに

始めに断っておきますが、これは私自身の感想であり、私がマズいと感じただけの話です。

私はもう2度と購入することはありませんが、本製品をリピ買いするほど気に入っている人も多く存在しているようです。

 

現に2018/04/25現在、Amazonのレビューでは☆3.5とまずまずの評価を受けていました。

そして実際のColumbia8さんは非常に人気のあるカレー店として認知されているようです。

 

もし「大阪スパイスキーマカレーって気になったんだけど、どういう味がするのかな?」という人は、それを食べた1人の人間の意見として参考にしてみてください。

ちなみに私の正直な意見は「これのせいでしばらくカレーが怖くなったぜ、バカ野郎」です。

 

食べる準備

箱を開封してみると3つの袋

まず箱の段階で結構な厚みがあることに気が付きます。

同じく噂の名店シリーズから販売されている「すぱいす」というレトルトカレーは骨付き肉がゴロっと入っているので厚い箱が採用されていますが、なぜこのカレーがこんなに厚みのある箱を採用しているのか不思議でした。

 

が、箱を開けてみるとカレーの入ったレトルトパウチの他に2袋。

「トッピング」と書かれたふりかけのような小袋で、1つは香りスパイス、もう1つは焙煎カシューナッツです。

 

私はこれまでに3桁以上の種類のレトルトカレーを食べてきたという自負がありますが、こうやってトッピングまで同封されているレトルトカレーを見たのは初めてかもしれません。

ちなみにこの段階では期待度マックスです。

 

盛り付け①(ご飯+香りスパイス)

まずはご飯を盛り付け、そこに香りスパイスを振りかけます。写真のご飯の量は2/3合くらいです。

私はこの段階でもう「あ、このカレーやべぇやつだ」と思いました。

 

よく言うなら「本格的なスパイスの香る、いかにも本場のカレーを謳っていそうな民族的なお店の香り」なんですけど、私にはお盆に帰ったときのおばあちゃん家のニオイというか、お線香の香りが染みついた畳のニオイという感じがしましたね。

 

盛り付け②(①+カレー+焙煎カシューナッツ)

ここでカレーを投入します。キーマカレーという名称ですが、挽き肉こそ目立つものの多くの人が考えるところの「スープカレー」です。

カレーソース自体がドロッドロなので、ここでも好みが大きく分かれてしまうのではないかと思われます。

 

そして上記画像の右側は2つ目の小袋「焙煎カシューナッツ」を振りかけたものです。

焙煎とは言いますが、香ばしいような香りはしませんでした。

以上で準備は完成です。

 

実食

第一関門「香り」

やっぱ食べる前の香りが既に受け付けないという人が多いんじゃないかと思います。

好きな人にはたまらない香りなんでしょうけど、私みたいに「香りの時点でダメ」って人も多そうです。

少なくとも部活動帰りにこのカレーのニオイが近所からしてきたところで、胸が躍るような感覚にはなりません。

 

一応、香りスパイス自体は「カルダモン、バジル、フライいんげん、フライドレーズン、ローストペッパー、食塩」から構成されているようですが、もう何とも言えない香りでしたね。

民族衣装を売っているお店のニオイというか、お香のニオイに近いですね。

 

第二関門「ドロドロ具合」

良く言えば「キーマカレーよりもスープカレー」という表現になるんですけど、私の中ではスープカレーというよりも「カレーの風味を染み込ませた油」という印象の方が強いです。

「カレーの味がする」とは答えられるけど「カレーだ!」とは言えないみたいな感じ。

 

キーマカレーの定義を知らないのでアレなんですが、挽き肉やらグリーンピースやらが入っていてカレーソース自体がモッサリしているような面影は一切なく、もうカレーソースは液体だと思って差し支えありません。

これを受け入れられるかどうかによっても本製品の評価は大きく分かれそうです。

 

個人的にはもう2度と買わないし、オススメなんかしない

これまでに「美味しくない」と思うレトルトカレーはいくつもありましたが、最後まで食べられなかった商品ってほとんどないんですよ。

大体最後まで食べて「あんまり美味しくなかったなぁ」って感じなんですけど、2口で食べるのを止めたレトルトカレーは初だと思います。

 

確か自分のレベルを遥かに超えた辛さの18禁カレーですら、半分は食べたように記憶していますし…。

まぁフォローするのであれば、私自身が香辛料の類が得意でないというのもあるかと。

 

いずれにせよ、食堂で出てくるとか一般的な家庭のカレーが好きだという人は手を出さない方が無難です。

逆に「カレーはクセが強いのが好き」という人なら挑戦する価値があるでしょう。

私にとっては「お線香や民族的なお店で焚いているお香を粉末にしてご飯にかけ、その上から味の薄いシャバシャバカレーをかけたようなカレー」だと思いました。

 

最後に

一応、Amazonレビューを見ると絶賛されています。

私のブログでは決しておすすめしませんが、世の中には美味しいと感じる人が多いようなので気になっている方は自己責任でどうぞ。